むち打ち症とは
むち打ち症とは、自動車の追突、衝突などの人身事故により、頚部(首)が衝撃を受けることで首振り現象が起こり、筋肉や靭帯、関節包などを損傷する症状のことを言います。
むち打ちという名称は俗称であり、正確な病名は外傷性頸部症候群(traumatic cervical syndrome, TCS)、若しくは頚椎捻挫と言います。
多くの場合、後頭骨を支える第一頚椎が後方からの衝撃を受け、損傷することで起こります。
事故直後から症状が発症することが一般的ですが、約20%は事故後12時間程度経過した後に症状が現れます。遅くとも交通事故から10日前後で症状が発症します。
そのため、交通事故直後に症状が発症した場合はもちろん、事故直後に痛みを感 [...]